mirin300の技術ログ

技術ログとかいろいろ

職業訓練での実制作感想

今回の実制作実習を体験して、たくさんの学びがあった。

 

1.協調性、コミュニケーション
いつも自分で作るものは全て自分で考えて自分でコーディングをするものだが、今回は複数人と作業するということで自分の思った通りのタイミングで出来なかったりするという初めての経験が出来た。
デザインから始まったがデザインリーダーになってしまったのでなるべく自分でもデザイン案を出していってチームで連携をとってやりたかったが、自分のセンスがまだまだなところがあって、結局別の人のデザインで中間プレゼンに臨むことになった。
そのデザインに決まってからは出来るだけ自分がユーザーになったつもりで見た感じどう思うのかといった感想や思いつく改善点などを伝えて修正をお願いした。
下層ページの作成に関しても既存のページを参考にして、作り上げていったので自分のオリジナリティなどほとんど無いけど出来るだけのことをやった。
チームプレイが望ましいんだけど、結構個人プレイになりつつある場面もあったと思う。

 

2.スケジューリング
 スケジューリングに関してはリーダーを中心にして中間プレゼンの何日前までに数個あったデザイン案の中から2つに絞り込んでいって・・・等といったある程度デッドラインを定めてリーダーシップをとってしてくれてやりやすかった。
 全工程を順番に並べてもっと緻密にやったほうがいいのかもしれないが、実務未経験のアマチュア未満の素人集団なのでしょうがないかもしれないけど思ったよりゆとりがあった。

 

3.バージョン管理
 これは中間プレゼン時の説明原稿を作成した際の話で大まかに原稿を作ってもらって読み合わせをして改善点を洗い出して修正していくような流れになった。
 その大まかな原稿を各々がデータで修正していくのでどれが一番正しくて新しいのかわからないというすごく怖い状況になった。
 中間プレゼン前のリハーサル練習の時に原稿が修正する前の台本のままであったり、発表用のスライドが最新の修正済みのスライドに変わっていなかったりと、かなりバージョン管理はお粗末になっていたと言えよう。
 この部分に関してはリーダーに提案?するレベルだった。
 この教訓が仕事をするときに活きてきたらいいけども・・・。

 

4.ユーザー目線
 実習内では作る側としてやったが、これがかなり難しかった。
 自分がユーザーだったら絶対買わないよなっていうようなデザインしか作ることが出来なかった。
 デザインの時、自分が作ったものに対してユーザー目線で見ることってなかなか出来ないものだなぁと思った。
 でも他人が作ったものに対して「個々のボタンと文字の間ってもう少し間あいてたほうがよくない?」などと指摘することは出来るのである。
 自分で作ったものに関してはそこまでする余裕がなくて、作ってる時点でどこかで完璧に作ってるからそんな味方する必要など無い!!とまで思ってしまっているのであろうか?

 

5.技術力
 技術力に関してはデザインは完璧にまだまだ勉強する必要があるとして、コーディングに関してはデザインカンプの通りにコーディングする技術がまだまだ足りないなぁと思わされた。
 デザインカンプの通りにやっていると思っていてもどこかで数ピクセルが狂ってしまい、float等をしたときに崩れてしまうといった事が発生した。
 トップページのメインビジュアルで動きをつけてほしいとクライアントからつけてほしいと依頼があったときに、実装する方法はあると思うがどうやってやろうかな?と不安に思っていたが、何とかcssのアニメーション機能を勉強して実装までこぎつけた。
 こうやって作る側が経験が無かったり、出来ない事をクライアントから依頼される事で勉強して出来るようになっていくのかなぁと思った。
 
6.デザインの難しさ
 これは本当に苦労した。
 1日のほとんどを費やしてデザインを考えて他のチームの人に見てもらって却下されて・・・といったようなのを2日3日繰り返しており、結果的に別の人のデザインでプレゼンすることになった。
 最終的に自分のデザインが選ばれなくてよかったなぁと思ったが、ほんとに苦労した。
 自分の頭の中にはイメージ出来ていてもPhotoshopで作る際にうまく操作することが出来ずに思った通りにならなかったりするのでデザインソフトの使い方の習得も急務であると実感した。